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木内2025/07/17

古民家再生 その後

こんにちは。

 

豊橋・豊川を中心に「建築家とつくる住まい」をサポートする荒川工務店

 

工務部の木内です。

 

 

梅雨も明けたかと思ったら天候不順な日が続いたりして

 

気象予報士の方も苦労している今日このごろですが

 

如何がお過ごしでしょうか?

 

 

気温も異常に高かったり湿気もあったりするので

 

こまめに水分補給と休憩をとり

 

熱中症による体調変化には十分お気を付けくださいね。

 

 

さて今回の『古民家再生 その後』という事で

 

今年のはじめより着手してまいりましたお蔵部分の改修工事も

 

設計士さんと協力業者さんらのおかげで、とりあえずは

 

お引き渡しすることが出来ました。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

引き続き主屋からお蔵へと仮に屋移りしていただきまして

 

お客様におかれましては家財道具の荷造り整理・片付け処分、引っ越しなど、

 

精神的にも体力的にもいろんな面で大変だったと思います。

 

 

ほんとうにお疲れさまでした。感謝いたします。

 

 

今月はじめより主屋、離れの改修工事に入りまして

 

 

 

 

こちらの家屋も築約150年(明治初期)の 伝統構法 厨子二階(つしにかい)

 

天井の低い2階(屋根裏部屋)を持つ建物様式で 中二階(ちゅうにかい)

 

とも呼ばれ、一般には納屋、物置や使用人などの寝床などに使用されていたそうです。

 

 

前回のお蔵にもありましたが、小窓があり虫籠窓(むしこまど)というらしく

 

外部には格子もついていました。

 

 

このような建物は江戸時代から明治時代に多く造られたそうで

 

その当時、江戸時代の大名行列の際に町人が武士を見下ろす行為が禁止されていて

 

平屋もしくは階高の低い建物が普及していたと

 

ネットには書かれていましたので、ご興味のあるかたは一度検索してみてください。

 

 

 

 

 

吹抜き部分の小屋組も大きな丸太の梁や桁 野地板など

 

囲炉裏や釜場があったせいなのか いぶされて真っ黒に染まっています。

 

 

自然の防虫処理が施されて今に至っているのでしょうね。

 

 

 

 

今回は既存建具の板戸、古い型ガラス 和室、床の間の造作材等々

 

一部を再利用し、どう出来上がっていくのかたいへん楽しみです。

 

 

また後日 進捗状況をご報告させていただきますね。

 

 

余談ですが中二階に残されていた衣装箱の中に敷いてあったと思われる

 

色あせした古い新聞紙を手に取って見てみると なんと

 

昭和37年3月31日の日付で私の生まれる前のものをまたもや見ることができ

 

当時の記事などが載っていたりして歴史を感じました。

 

 

 

今週末は土用の丑の日です。暑い夏がまだまだ続きますが

 

ウナギを食べて体力をつけこの異常な夏を乗り超えましょう。

 

皆様方も お身体をご自愛くださいね。

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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